アルギニンというのは、必須アミノ酸に準じるアミノ酸です。

アルギニンは、成人では非必須ですが、幼児の場合には体内の合成速度が十分でないので、必須アミノ酸と位置づけられています。

また、アルギニンは次の原料になります。

■一酸化窒素（ＮＯ）
⇒　一酸化窒素（ＮＯ）は、血管の内皮細胞が作る血管拡張因子です。

■オルニチン
⇒　オルニチンは、アンモニアを体内で尿素に変換・解毒する役割を持っています。

アルギニンは、成長ホルモンの分泌を刺激する作用があるので、筋肉を増やしたいアスリートに人気があります。

ちなみに、天然保湿因子として、ヘアケア製品や化粧品にも配合されています。

アルギン酸というのは、ワカメや昆布などの褐藻類に多く含まれる水溶性の食物繊維のことです。

アルギン酸は、ナトリウム塩であるアルギン酸ナトリウムとして存在します。

アルギン酸ナトリウムを分解した低分子化アルギン酸ナトリウムは、お腹の調子を整える作用とともに、コレステロールを下げる作用も確認されていて、厚生労働省がその効果を認めるトクホ（特定保健用食品）の飲料にも配合されています。

アルギン酸の摂取目安量としては、1日4ｇとされています。

□アラニン