これまでに行われたコラーゲンに関する臨床試験では、次のようなコラーゲンによる関節炎や骨粗しょう症の改善、皮膚に対する効果が示されています。 ■関節炎の患者にコラーゲンを投与した臨床試験によると、膝や股関節の痛みの緩和と関節機能の改善が認められています。 ■関節炎のモデル動物を用いた研究では、SOD(スーパーオキシド・ディスムターゼ)とコラーゲンとを合わせた成分を投与することによって、関節炎に対する効果が得られています。 ■30歳代の女性を対象にした、美容・美肌に関する研究では、魚に由来するコラーゲンを投入することによって、肌の水分維持、皮膚の柔軟性や粘弾性の増加、肌荒れの改善といった効果が示されています。 ■1999年に磯子中央病院から報告された臨床試験では、コラーゲンペプチドを主原料とする健康食品を成人女性に2か月間投与したところ、皮膚症状(シミ、肌のべたつき、吹き出物)や身体症状(便秘、腰痛、冷え性)などの改善が認められたということです。
コラーゲンには、特に定められた摂取量というものはありません。なお、一般に、短期間では効果が期待できませんので、継続して利用するようにしたいところです。また、コラーゲン単独で摂るよりも、ビタミンCとの併用が効果的です。 さらに、関節炎や関節症に対して利用する場合は、グルコサミンやコンドロイチンとの併用もできます。
サプリメントの形状としては、次のようなものがあります。 ■錠剤 ■ドリンク剤 ■粉末タイプ...など
□クロレラ