ショウガというのは、インド〜東南アジア原産の、ショウガ科の多年草です。

ショウガは、辛み成分のジンゲロンを含み、血液循環を促進して体を温める作用など、薬効の高い香辛料として広く用いられています。

また、たんぱく質消化酵素を含んでいることから、肉と一緒に食べると消化を促進します。

ちなみに、海外では根の抽出部分がサプリメントになっていますが、厳密な臨床試験で、関節炎の痛みや乗り物酔い、つわりを和らげる効果が確認されています。

シリマリンというのは、ヨーロッパに自生するキク科の二年草で、マリアアザミの有効成分です。

シリマリンは、損傷を受けた肝臓の細胞を修復し、保護します。

なお、日本では、二日酔い対策のサプリメント成分として知られていますが、ヨーロッパでは、慢性肝炎や肝硬変などの肝臓疾患の治療薬として用いられてきました。

脂溶性ビタミンというのは、ビタミンのうち、油脂に溶けやすい性質のものをいい、これにはビタミンＡ、Ｄ、Ｅ、Ｋの4種類があります。

また、この脂溶性ビタミンは、天然には油に溶けた状態で存在し、摂取すると肝臓や体の脂肪に貯蔵され、2日間くらい留まります。

なお、サプリメントで補う場合は、とりすぎによる過剰摂取に注意する必要があります。

ジンゲロンというのは、ショウガの辛み成分の1つで、血液循環を促進して体を温める作用があります。

ちなみに、ラットを使った実験で、餌にジンゲロンを加えて食べさせると、体内の脂肪燃焼が盛んになって基礎代謝が上がることが明らかになっていることから、ダイエット成分としても期待されています。

□酢酸レチノール