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ヨウ素の効能・作用・安全性について

ヨウ素にはどのような効能がありますか?

ヨウ素に期待されるのは、甲状腺ホルモンの構成要素として、正常な代謝に関与することです。

ヨウ素の作用は?

摂取されたヨウ素は、腸管から吸収され、尿中に排泄されます。

また、体内に存在するヨウ素の7〜8割は甲状腺に集積していて、サイロキシン(T4)やトリヨードサイロニン(T3)といった甲状腺ホルモンの構成要素となります。

ヨウ素の安全性は?

ヨウ素は、これまでに数多くの研究が行われていて、その効果と安全性は確認されています。

なお、世界的にはヨウ素の欠乏症が問題となっていて、摂取不足を予防する政策がとられています。具体的には、米国では1920年代以降、食塩にヨウ素が添加されています。

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ヨウ素の摂り方は?

海藻類を原材料とするサプリメントを利用する場合には、摂取目安量に従って利用します。 なお、ヨウ素は、所要量に加えて1日の許容上限摂取量が規定されています。

ヨウ素はどのような点に注意が必要ですか?

ヨウ素の所要量は、安全率を考慮して決められていますが、ヨウ素というのは、海藻類や魚介類に多く含まれていることから、日本にほける摂取不足は稀であるとされています。

なお、ヨウ素は欠乏しても過剰でも、甲状腺の腺腫(肥大)を生じます。

実際、コンブを大量に摂取する北海道において、過剰摂取による腺腫が報告されており、ヨウ素の許容上限摂取量が1日あたり3rであるのに対して、北海道のある地域では80rも摂取していたというデータがあります。

ただし、ヨウ素を含むサプリメントに関連した健康被害については知られていません。

なので、海藻類などヨウ素を含む原材料を使用したサプリメントを、目安量に従って利用する場合には、特に問題はありません。


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