ファイトケミカルをサプリメントで摂取する
現代人のライフスタイルを考えますと、多くの種類のファイトケミカルを確実に毎日の食事から摂ることは難しいと思われます。
そこで、ファイトケミカルを含む成分を植物性食品やハーブ類から抽出して、サプリメントとして利用する方法が考えられます。
ファイトケミカルの抗酸化力は?
ファイトケミカルの抗酸化力は、抗酸化ビタミンであるビタミンCやEとは異なるメカニズムで作用します。具体的には、ビタミンCは水溶性の部分で抗酸化作用を示し、ビタミンEは細胞膜など脂溶性の部分で働きます。
一方、ファイトケミカルの中には、水溶性でも脂溶性でも作用するものがあります。
ファイトケミカルの作用
ファイトケミカルは、特定の組織や臓器に対して作用する種類が知られています。具体的には、アントシアニンは網膜のロドプシンに働き眼精疲労を回復させ、ルテインは網膜変性症を予防します。
また、リコピンは肺ガンや前立腺ガンの予防に有効であり、ノコギリヤシは前立腺肥大症に伴う症状を改善します。 |